【電話を利用して異性を紹介する店舗】をテレクラと呼びましたが、現在はもっと広義に解釈され、ツーショットダイヤルを含む電話を使った男女接続サービスの総称となりつつあります。
その流れを踏まえ、ここではテレクラの定義を【電話回線を利用して男女を繋ぐサービス】とします。
上記「テレクラとは」で『ここではテレクラの定義を【電話回線を利用して男女を繋ぐサービス】とします。』と表現しましたが、本来の【電話を利用して異性を紹介する店舗】正式名称「テレフォンクラブ」とはどのようなお店だったのでしょうか。
まず、フロントで前払い料金(だいたい時間制)を払い「電話とテレビがある」狭い個室に入ります。
個室に入ったら電話が鳴るのを待ちます。
昔のテレクラは「早取り」というシステムが多く採用されており、これが最も有名で熱いシステムです。
要は「早い者勝ち」のシステムで、女性からの電話が鳴ったら
「今テレクラ店舗内に居る全員」が「テレクラに電話をかけてきた女性と会話する為」に「電話が鳴った瞬間に受話器を取る」
という状態が常に続きます。
椅子取りゲームみたいなものです。
テレクラに設置されている電話は、回線が多い関係上ビジネスフォンに近い電話なので、実は受話器を取るよりも光った回線のボタンを直接押した方が早く電話を取れます。
早取りテレクラ全盛期には、電話に接続して自動早取りできる「テレクラ早取りマシン」も存在し、人智を超えた早取りが可能でした。
しかし、早取り式だと熟練者以外テレクラを楽しめない為か、現在は「フロントが各個室に順番に女性コールを満遍なく振り分ける」という形式を採っているテレクラがほとんどです。
熱い時代の再来は二度と無いことでしょう。
無事女性からの電話を取れて、アポが取れたらフロントに外出を申し出ます。
時間内であれば戻ってくる事も可能な場合がほとんどですが、このシステムには確固たる根拠があります。
それは…
「アポ相手がどんな女性か電話で分からない」
という、テレクラの醍醐味でもあり、欠点でもある部分を少しでも補おうという、店舗側の配慮と言えます。
もしテレクラに戻る事ができず、アポを取った女性がすごい相手というか、悪い意味で想像を絶する相手だったら後悔するでしょう。
「時間内なら店舗に戻れる」システムであれば、気軽に外出できます。
これは、用意された相手と会うわけではないテレフォンクラブというシステムと、電話で異性を紹介する営業形態を取っている店舗の善意と呼べるのではないでしょうか。
テレクラはもう時代遅れという方々もいらっしゃるかと思いますが、実際は店舗数が減っただけで根強い人気があります。
テレクラ「リンリンハウス」に行けばわかりますが、週末などは満室でなかなか入れません。
営業の形態やテレクラ店舗としての売りは時代と共に変化しているかもしれませんが、そこには
「男にしか解らないロマン」
が今もあると言えます。
彼女とケンカした、奥様とケンカした、友達とケンカした、そもそもケンカ相手がいない、などなど、ムシャクシャする時はテレクラに足を運んでみてください。
きっと、非日常体験によりリフレッシュできる事でしょう。
WEB上で簡単にポイント追加・精算、利用料金の確認が行なえます。
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